万年筆

万年筆を使う時に使用するノートの選び方と気を付けるポイントとは

万年筆を使用している方は、どのような理由で万年筆を使用していますか?

趣味? 仕事?

私が思う万年筆を使用する理由としては、長時間の使用で疲れずらい事や書き味がなめらかで書き心地いいので、万年筆を使用している方が多いのではないでしょうか?

私は趣味で万年筆を使用しているのですが、万年筆の書き味とたくさんのインクを使用できることが理由でしょうか!

万年筆の書き味は、万年筆・インク・ノートなどの組み合わせで決まりますが、自分の気に入った組合せを見つけるのは時間がかかりますね!

また万年筆は使用していると、馴染んできて自分の書き癖にあった書き味になります。

そこで今回は紙にこだわって、万年筆のノートを選ぶ時のヒントになればと思い、私が思うノートの条件をご紹介したいと思います。

この記事でお伝えしたい事
  • 万年筆用対応ノートについて
  • 万年筆用ノートの選び方
  • 紙の色について
  • 万年筆用ノートの購入先について

万年筆を楽しむためにはノートは大事です

初めて万年筆を購入したときは、早く使いたくなりますね!

初めて購入した時はインクと万年筆本体を購入して、とりあえずは自宅にあるノートに書く事が多いのではないでしょうか?

その時にあまり万年筆を使用するの不向きなノートなら、あまり万年筆にいい印象が残らないかもわかりませんね!

私も初めはインクと万年筆を同時に購入をして、自宅にある一般的なノートに書いていたと思います。

その時の感想としては万年筆を始めて使用するのでワクワクしましたが、書き味はあまりワクワクがなかったと思います。

その後色々と経験してわかったのですが、万年筆とインクも大事だけどノートも重要という事がわかりました!

今では万年筆を使用する場合は万年筆に対応したノートを使っていて、一般的なノートよりも少し価格が高くなります。

私は趣味で万年筆を楽しみたいので、気持ちよく万年筆を使いたいと思っているのでストレスのないようにしています。

万年筆の書き味を決める要素について

万年筆の書き味を決める要素には、下記の3つの要素があります。

今回は万年筆やインクではなくノートについてのお話なので、万年筆に適しているノートとはどのようなものなのか説明したいと思います。

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万年筆・インクだけでなく紙も大事な要素です

書き味のいい万年筆を使用していても、万年筆に不向きなノートを使用していてはあまり意味がありません。

例えばコピーなどで使用するコピー用紙に万年筆で少し試し書きをしてみればわかりますが、あまり万年筆を使用には向いていません。

インクがにじむペン先が引っ掛かるインクの発色がよくないと万年筆を使用するための悪条件が揃っていますね

私の結論としてはコピー用紙は、万年筆には不向きと感じました(当然ですね)

コピー用紙は極端な例ですが、万年筆に不向きな用紙は他にもたくさんあります。

100円ショップで販売されているノートもあまりおススメはしません。

理由は罫線が油性のインクで印刷されているので、水性の万年筆インクがはじく、用紙も裏抜けしやすいなどが理由です。

油性のボールペンなどでは問題はないですが、万年筆を使う事は不向きと思います。

私の感じたことでは万年筆に使うノートは、万年筆に合わない条件を探すよりも万年筆を使う事に適しているノートを探す方がいいのではないかと思います。

万年筆を使用におススメしたいノートの条件とは

では実際に万年筆に適しているノートとはどのようなノートと思いますか?

色々と条件はあるのですが結論を言う前に、まずは万年筆のインク事を考えて少し考察してみましょう

万年筆インクについてですが、染料系・顔料系などの液体のインクを使用しているので、紙に浸透しやすいと思います。

ボールペンのゲルインクやサインペンも液体ですが、万年筆のようにインクが大量に出ないのであまり気にする必要がありません。

厚みのある用紙を使用しているノート

染料系のインクは水性のインクで紙の繊維に入りやすいと思いますので、紙の繊維に浸透しずらい紙質であることが第一の条件です。

次の条件としては少し厚みのある用紙が使用されている事が大事で、あまり薄い用紙ではインクが裏抜けするので厚みのあるノートがいいですね!

紙質はある程度しっとりしている方がおススメ

万年筆を使うためのノートを選ぶ理由に、万年筆の書き味があります。

執筆後の事も大事ですが、使用時に使いやすいことが一番と思います。

万年筆を使用している人は、万年筆独特の滑るような書き味を体感したいと感じている人が多いではないでしょうか?

インクや万年筆を気にするように、ノートもこだわったら楽しいと思います。

おススメしたいのは紙に厚みがあって、触りごごちがしっとりしている用紙がいいと思います。

理由はペンポイントの抵抗が少なくて、引っ掛かりが少なくスムーズに書く事ができます。

万年筆の字幅には注意が必要

注意点としては、あまり細い字幅では紙質やインクに関係なくカリカリとした書き味になります。

小さいペンポイントは、インクの量と紙に接するペンポイントの面積が小さいために細い字幅では仕方がありません。

書き味を優先して太い字幅にすると書き味は良くなりますが、小さい文字で画数の多い漢字などを書く場合では、文字が潰れてしまうので注意が必要になります。

他にも色々と書き味に関しては相性があるのですが、今回はノートのお話なので省略させていただきますが、また別の機会にご紹介致します。

万年筆に興味がある方におススメしたい理由と万年筆の特徴について万年筆に少し興味があり、どのようなものかを知りたい方に簡単ですが、一通りご紹介しています。万年筆本体、インク、紙、メンテナンス方法などをご紹介しています。私もふとしたことがきっかけで、現在も楽しく趣味として万年筆を使用しています。...

【製本方法】糸がかり綴じ製本がおススメ

糸がかり製本のノート

まず製本というものについて少しご説明しますが、製本とは本やノートを束ねて閉じる方法の事をいいます。

身近にある小説やノートを確認をすると違いがあると思いますが、使用目的なコストや手間などにより色々な製本の種類があります。

書物の製本にはたくさんの種類があるのですが、ノートでは使用される製本方法も限られてきます。

一般的には無線綴じ・中綴じが使用されていることが多いです。

無線綴じ…接着剤のみ使用して、表紙と用紙を接合する製本方法です。

中綴じ…ノートの背の部分を針金(ホッチギス)で綴じる製本方法ですが、ノートを開くと中央部分がフラットにならないので、使用する時は少し使いづらいです。

糸がかり綴じ…糸を使用してノートを縫い合わせた製本方法で、開いた場合でもフラットになるので書きやすいです。

糸がかり綴じのノートをおススメする理由ですが、ノートの中央部分ではどの製本方法でも開きやすいのですが、ノートは初めや終わりでは、開くと片側が膨らむので書きづらいと思います。

糸がかり綴じではノートの初めや終わりでも、フラットに開くのでおススメします。

リングノートは開きやすいですが、中央のリングが書くときに気になるのであまりおススメはしません。

紙のカラーとノートのサイズについて

ノート選びで使い勝手に影響が出るのが、ノートのサイズと思います。

ノートのサイズと言っても人によってそれぞれ使用目的があるので、このサイズがおススメと言えないのですが、あまり大きすぎるノートは邪魔になるので少し小さめのサイズがいいのではないでしょうか?

自宅で使用するならB5~A5程度がサイズおススメです

多くの情報をまとめるなら、大きめのサイズがいいですが一般的には他の事の邪魔にならないサイズである程度の情報を整理するにはほどほどの大きさがおススメです。

逆に小さすぎる場合は、後で確認をする時に確認がしずらいので、あまり小さすぎるのも避けた方がいいですね!

外出時に使用なら小さなサイズのA6~B7がおススメです。

これは私の個人的な感想なので、人によっては使用用途によりおススメしたサイズより大きなサイズが、使い勝手がいいかもわからないのでご参考にしてください。

ノートのカラーについて

一般的なノートのカラーは、ホワイトもしくはクリームがあります。

万年筆を使用するのに選び方はどちらがおススメというと、結論としてはどちらでもいいと思います。

これでは答えになっていませんね、詳しくご説明します。

目に優しいのはクリームですが、使用するインクによって使用するノートを選ぶ必要があると思います。

私はクリームとホワイトの両方のノートを併用して使用しているのですが、インクのカラーによって使い分けています。

例えば淡い色のインクではホワイトのノートを使用していて、はっきりとした濃いインクならクリームをノートを使用しています。

私の基準なので気にしなければどちらでもいいのですが、後でノートを見た時に映える組合せを考えて使用しています。

色々とインクとノートのカラーを試しながら、考えたら楽しいと思いますよ!

まとめ

今回は万年筆で使用するノートについてお話をしました。

私も万年筆やインクには気を付けていたのですが、万年筆を始めた頃はノートにはあまり気を遣っていませんでした。

ノートの紙質で万年筆の書き味が変る事もありますので、ちょっと気を付けてみたらいいと思います。

私は紳士なノートの横罫と方眼タイプのノートを使用していて、字幅によって使い分けています。

購入は万年筆を販売している店舗もしくはAmazon・楽天などの通販でも購入する事はできますよ

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