万年筆に使用するインクは、たくさんの種類のインクがあります。
ボールペンにもたくさんの種類があるのですが、ビジネスや各種書類にはブラックインクが、標準的なカラーとして定着しています。
現在は万年筆のインクは、あまりビジネスで使用されることはないのですが、プライベートなどでは万年筆を使用している方も見かけます。
わたしは万年筆に使用するインクのカラーは、ブラック以外色ではブルー系のインクをおススメをします。
なぜブラックでははなく、ブルーなのか理由を、ご説明したいと思います。
- ブルー系インクをおススメする理由について
- 使用用途別・インクの種類のご紹介
- 私がおススメしたいブルー系インクについて
万年筆インクに使用するカラーについて
これから万年筆を使用する場合は、私はブラックインクよりもカラーインクをおススメします。
万年筆は実用性よりも楽しむことがいいのではないかと思うので、お気に入りのカラーで楽しめる事が大事と思います。
カラーインクでも色々とあるのですが、私は落ち着いたブルー系のインクがおススメです。
私がブルー系インクをおススメする理由は、視認性と文字を書いていて記憶に残りやすいと感じるからです。
他にも色々なカラーがあるので、ブルー系インクだけがいいですよとは言えないのですが、私が万年筆を使用していて使いやすく感じたのでおススメをする理由です。
万年筆では1000種類以上のインクがあるので、一つずつ試す事はできないのでなかなか悩ましいですね!
私の感じた事を言いますと、例えばノートに文字を書く場合は、横罫のノートを使用する事が多いと思います。
印刷された罫線は薄いブラックのインクで印刷されていて、ブラックのインクで文字を書いても視認性が悪いと思います。
ノートの色も白もしくはクリームなので、ブルー系の色なら視認性もいいと思いますし、アクセントとして他の色のインクを使用しても楽しいかもわかりません。
万年筆の基本カラーはブルー系がおススメです
日本では、公文書や仕事では黒のインクが主に使用されていますが、ノートなどに記入時に書くと視認性が悪く感じられます。
せっかくお気に入りの万年筆を使用するなら、インクにもこだわりたいですね!
できればある程度落ち着いた色で、視認性がいい色がプライベートではいいのではと感じています。
ビジネスでは、ボールペンなどでブラックが主に使われているので、カラーインクは控えた方が無難です。
ブルー系の色でも、明るい色は目に刺激が強いので、メインで使用しているノートへの記入などは、少し暗いブルー系インク(ブルーブラック)を使用しています。
私はプライベートでは、ブルーブラックと少し明るめのブルーインクを使用しています。一言でブルー系インクと言っても、万年筆のインクはたくさんの種類があるので迷われると思います。
有名メーカーの万年筆を使用しているなら、使用している万年筆メーカーのインクがいいのではないでしょうか?
インクや万年筆を開発時に自社製品でテストをするので、インクと万年筆の相性は悪くないと思います。
万年筆のインクはカートリッジインクは種類が少ないのですが、慣れるまではカートリッジインクを使用して慣れたら吸入方式のボトルインクがいいと思います。
色に関しては個人の好みがあるので、色々と試して自分の好みの色を見つける事も、万年筆の楽しみの一つです。
ちなみに私はセーラー万年筆の金ペンを使用していますが、インクはpilotの色彩雫やペリカンの4001シリーズが入手がしやすく、色も豊富で低価格なので好んで使用しています。
万年筆用のボトルインクはメーカーを問わず、世界中のインクが使用できます。
万年筆インクのブルー系の選び方について
現在は万年筆は実用性よりも、趣味的な要素が強い筆記具です。ビジネスではあまり万年筆を使用する人は、いないように思います。
万年筆のインクは染料系インクがたくさんの種類があり、他には顔料系インクと古典インクもあるのですが、販売されている種類が少ないインクになります。
インクの種類ですが、染料・顔料・没食子(古典)のインクがあります。古典インク(没食子)は、現在は一部のメーカーのみの販売になります。
おススメするブルー系インクのご紹介
万年筆の定番のカラーと言えば、ブルーブラックインクがあるのですが、一言でブルーブラックと言っても、色々なメーカーからたくさんの種類が出ています。
それぞれメーカーによって微妙に色合いが違うので、好みで選べばいいのですが、インクの種類には少し注意が必要になります。
顔料・染料・古典それぞれのインクのおススメインクとは
顔料インク
耐水性があり、公文書や長期保存に向いているインクになります。
ただし万年筆に入っているインクを乾燥(ドライアップ)させると、水洗いではなかなか落ちないので注意が必要になります。
万年筆に乾燥したインクが残って洗浄できずにひどい場合は、メーカーに修理に出さなければならない場合があります。
水に流れずに、ビジネスや公文書など保存しなければならいない場合の使用に向いています。
顔料インクのカラーは、ブラックとブルーブラックが多いですが、セーラーのSTORiA(ストーリア)シリーズなどは顔料インクが8色あります。
今回はブルー系インクのご紹介なので、セーラー万年筆から発売されている青墨、蒼墨をおススメします。
余談ですが、ブラックインクではプラチナのカーボンブラックがおススメです。
顔料系インクを使用する場合は、こまめなメンテナンスを心がけて下さいね!
染料インク
万年筆で一番種類が多いインクになります。取扱いが他のインクに比べると簡単で、気軽に使うことができます。
カラフルなインクが多いので、色々なインクを試して自分の好みのインクを探すのもいいかもわかりません。
染料系のインクは、耐水性がない、紫外線に弱いので長期保存には向かないインクなので、使用目的によって使い分けがいいかもわかりませんね
染料インクで書いた文字が水に濡れると、水に溶けて流れるので少し注意は必要になります。
染料系インクでおススメするインクは私の好みですが、PILOTから発売されている色彩雫から深海、月夜などをおススメします。
色彩雫は24色販売されていて、ブルー系でも数種類あるので、好みで選ばれるといいと思います。
古典(没食子)インク
古典インクは他のインクと違って、独特の特徴のあるインクです。染料インクに化学成分をプラスしています。
詳しくご説明すると、没食子酸+鉄イオンが配合されていて、酸素により酸化すると、インクの色が黒化します。
染料インクの成分は水に弱いですが、没食子酸の成分は水には流れにくいです。
古典インクは種類が限られていて、ブルーブラックの紹介になりますが、ペリカン4001シリーズ・ブルーブラック、プラチナ万年筆・ブルーブラックのインクになります。
古典インクでは、プラチナ万年筆からはクラシックインクが数種類販売されていて、すぐに黒化するインクで書いていて楽しいインクがあります。
古典インクは酸性のため、鉄ペンでは腐食する可能性がありますが、最近の万年筆とインクは改良されているので、あまり心配はないと思います。
現在の古典インク(没食子)は、酸性成分が少ないので染料系インクとあまり違いはありません。
色の変化も少なく、耐水性もあまりよくないと思ってください。カートリッジやコンバーター内で黒化する事はあっても、執筆後にはあまり変化はありません。
古い万年筆を使用されている方は、少し注意が必要かもわかりませんが、今ではペリカンとプラチナ万年筆のブルーブラックインクがあります。
古い万年筆を使用する場合には、鉄ペンでは腐食に注意が必要です。現在の万年筆なら、ステンレスが使用されているので、あまり気を遣う必要はありません。
染料系は水に溶けるので万年筆のメンテナンスが容易です
万年筆はボールペンと違って、インクを入れたら使用するだけではなく、メンテナンスも必要になります。
染料インクは水性のインクなので、万年筆のペン先を水洗いすれば万年筆のインクは洗浄できます。
これから万年筆を使ってみようと考えている方は、初めはカートリッジインクをおススメします。
取扱いが簡単で、気軽に万年筆が楽しめますよ!
染料系インクの注意点について
万年筆のインクで染料インクについてですが、使用する時にいくつかの注意点があります。
水に濡れるとインクが流れる
染料系インクは水性のインクのため、水に濡れると紙に書いたインクが溶けて流れてしまいます。水性インクを使用する場合は、ノートなどの紙を濡らさないように注意してください。
紫外線に弱い
染料インクは発色はいいのですが、紫外線には弱く、太陽光などの紫外線ににあてると、インクの色が退化してしまいます。
染料系インクは大事な書類ではなく、ノートや手帳などに気軽に書く事が最適と思います。
紙質によって裏抜けやにじみやすい
万年筆を使用して、紙に書く場合はできれば万年筆対応のノートをおすすめします。万年筆対応の紙ならば、にじみが少なく、裏抜けもあまりないと思います。
万年筆対応のノートなど少し高価ですが、ECサイトや万年筆取扱い文具店などで販売されているので、一度試されてもいいと思います。
裏抜け
裏抜けとは紙の裏側まで、インクがにじみが出る現象の事を言います。
万年筆対応のノートでも色々な種類のノートがあり、またインクとの相性があるので、このノートなら絶対に大丈夫とは言えませんのでご理解ください。
まとめ
万年筆で使用をおススメするブルー系インクと言っても、たくさんの種類と気をつけなければならない事があります。
高価な万年筆を購入して気が進まなくなり、使わなくなったらもったいないですから…
万年筆は手間がかかるので、高価なものを始めに購入するより、初めは価格の安い万年筆で試された方がいいと思います。
価格の安い入門用万年筆でも、書き味は悪くない製品が多いので、一度試してみてください。
私は一人でも多くの方に万年筆の良さを知ってもらい、使用してもらえるとうれしいですね!